今回は、空間デザインに挑戦しました。
ランダムに聞いた音を、絵で表現するとどうなるかな?というのが課題です。
特に大切にしてほしいみるとは
「音を聞いて、感じたままに絵を描いてみると」
ということ。
なんだか面白そうだけど、どんな音が聞こえてきたかな?
絵の具を使ってにじみ絵に挑戦
音を流す前に、絵の具を使って「にじみ技法」を体験をしました。
皆で丸くなり、さぁ活動開始です。
まず、水をたっぷりふくませた筆で、画用紙に水を塗っていきます。
その上に絵の具をそっと垂らします。
ゆっくりと色が広がり、柔らかくて優しい色合いが表現されます。
水の量や、色によって広がり方も変わるため、ゆっくりと絵の具を観察しながら、じっくり楽しめる技法です。
にじみ絵遊びの次は、いよいよ本題へ。
音を聞いて感じたままを絵で表現しよう
かず先生が何やらipadから音を流し始めたよ。
ピチャン
ザーザー
ゴー―
ジュ―
バチッ
ゴロゴロ
ビューン
チュンチュン
サー―
次から次へといろんな音がランダムに流れてきます。
・静かに音をきいている子
・ipadに耳をあてて大音量で聞こうとする子
・音が変わるたび「あ!変わった!!」と教えてくれる子
皆の色々なリアクションが可愛らしく、微笑ましくなりました。
風、雨といった普段の生活の中で聞きなれた音もたくさんあったと思います。
水の音ひとつとっても、雫がポタっと落ちてくるのか、滝のように流れてくるのか、台風のような強い雨を想像するのか・・・
1枚だけではなく、2枚、3枚と感じたままに表現してくれた子どもも多くいて嬉しかったな。
活動中、どう描こうか迷っている様子も見られましたが、絵が上手に描ける描けないではなく、自分の考えを表現することに、まっすぐに取り組んでくれたように思います。
色んな音を聞いて、その中でストーリー性のある作品をつくってくれる子どももいたり、強い風を赤色を使って表現してくれたり。
雷の光っている音を聞いて、怖いという感情を黒色で表現してくれたり。
子どもたちの創造力と発想力が随所に見られ、たくさんの素敵な作品が出来上がりました。
難しいけどやってみたい!
分からないけどやってみよう!
そんな風に一生懸命に頑張ってくれました。
毎回恒例の発表会では、
「〇〇ちゃんは、あの音をこう思ったんだ」
同じ音を聞いても、みんな違った感性で仕上げてくれた作品を見ながら、それぞれに新しい発見もあったかと思います。
発表会では、「ぼくが先!わたしが先!」と一番に発表したいという意欲的な様子も見られてきました。
みんなの意見も聞けて嬉しいね。
さて、お次はどんな「みると」に出会えるかな~