本日は、「写生」カテゴリーの課題に挑戦しました。
課題は、果物を好きなように組み合わせて描く静物画。
今回の課題で特に大切にして欲しい「みると」は…
「チューブ式の絵の具を使ってみると」
「物の位置を見てみると」
「お友達の作品をよく見てみると」
パイナップル、バナナが置かれたところに、
リンゴ、オレンジ、レモンをそれぞれに好みの場所に置いてもらってお絵描きスタート。
筆洗器やパレットの使い方も思い出しながら活動を開始。
リンゴは赤って知ってるから見なくても描けるよ。
って声も聞こえてきそうでしたが、今回は目の前にあるからしっかりと見て描きたい。
それぞれの果物を描くことも大切だけど、
リンゴの横には何がある?
どっちが大きい?
何個見える?
そんなことを意識して描くことに挑戦してみました。
年齢で完成度を見てしまいがちですが、初めての静物画とは思えないたくさんの素晴らしい作品に出会えました。
水彩絵の具で描く静物画
スタートする前からネタバレ。
パイナップルを見つけた子供たちは興味津々。
え?本物?
食べれるの?
チクチクする?
パイナップルにバナナ、リンゴ、オレンジ、レモンを組み合わせた静物画に挑戦。
今回準備した色んな種類の果物の中でもやっぱりパイナップルが一番人気。
抱っこしてみたり、においをかいでみたりしてお絵描きを開始。
好きな果物から描き始めるのも良し。
画面の端っこから描き始めるも良し。
好き好きにお絵描きをスタート。
「え~、難しくて描けないよ~」
って声もあったけど、意外とみんな夢中になってお絵描きしてくれました。
リンゴの隣には何があるかな?
一番大きいのは何かな?
よく見るとブツブツが見えるよ。
そんな声掛けをしながら、少しずつ完成していく作品。
パイナップルの葉っぱが画面からはみ出して描けなくなってしまうことや、大きな隙間が出来てしまうこともあるけど、そんなことから次にどうしたらいいか考える。充実した制作時間になったかなと思います。
画面元気いっぱいに描いてくれた作品からは、それぞれの果物の迫力が伝わる作品に。
今回もたくさんの素敵な作品が完成。
静物画という少しハードルが高そうな課題でしたが、
やってみるとみんなそれぞれに個性が光る作品になりました。
果物を単体で描くと何となく描いてしまいがちですが、
こうして複数が並ぶことで比較しながら描くことを意識することができる。
この課題では、色、形、並びなど、それぞれの違いに触れながら写生感覚を学びました。
こうした課題に今後も定期的に取り組みながら絵画表現について学びを深めていきたいです。
今回から活動時間を変更し2時間になったことで、準備、片付けまでしっかりと取り組むことが出来るようになりました。
また、お友達の作品をしっかりと鑑賞することができ、作品発表の時にはお友達に「ここがいいね!」って伝えました。
自分の作品だけではなく周りのお友達の活動から学ぶことで双方に刺激をもらいながら成長できるといいなと思います。
次回は立体の課題。
どんな「みると」に出会えるかな?
今回の経験も生かしながら新しい発見をして欲しいな。