本日は生活雑貨デザインのカテゴリーに挑戦です。
課題はコースター作りです。
今回特に大切にしたい「みると」は
「布を繋げてみると」
では、早速いってみましょう~
布のはぎれを使ってコースターづくり
綿、麻、レーヨン、ポリエステルといった布のはぎれを使って、コースターを作りました。
まずは、織り機を制作します。
予め準備していた段ボールの印に沿ってはさみで切っていきます。
段ボールはちょっと硬いから、なかなか手ごわいぞ・・・
はさみで切れたら、好きな色の毛糸を使って放射状に巻き付けて織り機を完成させます。
「なんだか蜘蛛の巣みたいだね」
「回すとコマみたいだよ」と、
織り機が完成してみんな嬉しそうでした。
次に、50種類のはぎれから、自分の好きな色、柄を選んだらどんどん編み込んでいきます。
上下上下と布を通せば、かたつむりのようになってきました。
みんなとっても順調です。
異年齢混合の教室のため、お姉さんがサポートに入り、手順を教えてくれたりと頼もしい姿もありました。
今回の課題は、たっぷり指先を使いました。
・毛糸をひっかける
・毛糸を結ぶ
・布を切る
・布を通す
・布を引っ張る
多くの神経が集中していることから「第二の脳」とよばれる指先。
手先、指先を器用に使う力を巧緻性といい、この巧緻性を育むことは、こどもの脳に大きな影響を与えてくれため、想像力や集中力を伸ばすことができます。
・何が作りたいかな?
・どうやって作ろうかな?
これからも色んなことを想像し、試行錯誤しながら形にしていくことで、考える力をしっかり育てていきたいと思います。
多くの工程があった、今回のコースター作り。
一本のはぎれが、繋げて編むことで、面として完成されていく過程を楽しんでもらえたかなと思います。
はじめは、難しいと弱音を吐いていた子もいましたが、やっぱりどんどん形になっていくと嬉しいね。
「今日の制作は楽しかった?」
と聞くと、みんな
「楽しかった~」
「またやりたい」
と、嬉しい言葉が聞けました。
発表会でも、お友達の作品の良いところを見つけて発言してくれる姿がとても嬉しいです。
みんな、コップを置いてみたかな?
お父さんやお母さんにプレゼントしたかな?
また、お話しを聞かせてね~