今回は素材・技法体験カテゴリーということで
「スパッタリング技法」に挑戦しました。
今回特に大切にしてほしい「みると」は・・・
「筆以外の道具で絵を描いてみると」です。
スパッタリング技法ってなに?
絵の具を塗った目の細かい網の上を、ブラシでこすり、画用紙に細かい絵の具のしぶきを飛ばす、いわば霧吹きのような技法です。
まず、みんなの前で先生がお手本を見せてくれました。
シャシャシャ~という、こすり音がなんだか心地いいですね。
イメージができたところで、思いつく型を手描きで作ってみました。
はさみを使う時のお約束も、しっかり聞いて、みんな着々と作業を進めてくれています。
型が出来上がったら、画用紙の上に配置して、お待ちかねのスパッタリングです。
さぁ、みんなの作った型の形が白く抜けるかな?
ゴシゴシ・・・
シャカシャカ・・・
みんな力いっぱいに、こすってくれています。
網目に絵の具が溜まり、思うようにしぶきが飛ばなかったり、
思った以上に力を加えてブラシをこすらないと、しぶきが飛ばなかったりと・・・
あれ?どうして?という場面もありましたが、コツを掴めば「次はこの色」と色々試してくれる姿をたくさん見ることができました。
こちらがみんなの作品です。
型抜きした後の型も、しぶきがかかってカッコイイですね。
筆では表現できない、思いのよらない模様や、形がうまれました。
優しく、繊細で奥深い作品ができるのが、スパッタリングの魅力ですね。
最後は発表会です。
この形何に見える?
と聞くと、みんな各々に発表してくれる姿が毎回頼もしいです。
さぁ、次回はどんな「みると」に出会えるかな?