今回は観察カテゴリーということで模写に挑戦しました。
今回の課題で特に大切にしてほしいみるとは・・・
「浮世絵を等倍で描いてみると」
さて、どんな作品が出来上がったかご覧ください。
浮世絵模写に初挑戦
みんなの前に7種類の浮世絵を準備し、どの絵が描きたいか決めました。
江戸時代に描かれた浮世絵。
「この当時の美男美女なんだよ」とこどもたちに伝えると・・・
「え?!全然~」
「この口おかしいよ~」
「昔のプリンセスなの?」
「令和が良かった~」
と、みんな少しテンション低めでした^^:
描く絵が決まったら、いよいよ等倍で描きはじめます。
いきなり同じように描くのはハードルが高すぎるため、まずは浮世絵を4分の1サイズに折りたたみ、部分的に描いていきます。
「こことここが繋がってるね」とよく観察しながら形を捉えていきます。
とても地道な作業で、大人でも根気がいります。
中には悔しくて泣いてしまう子もいましたが、見て、描いてと、ひた向きに描き続けることで、得られる達成感も大きくなったと思います。
毎回子どもたちの成長に私たちも驚かされます。
そろそろ全体が描けてきたかな・・・
そして、みんなのお待ちかね「絵の具タイム」
感じたままに無心で色塗りがはじまりした。
自然とお友達の作品を見ながら、いろんなことを吸収しようとする姿も嬉しく思います。
今回は、なかなかボリュームがある内容だったため、下絵だけになったり、色塗りが途中になったりもありましたが、最後まで一生懸命取り組んでくれました。
最後の発表会では、お友達からも色んな意見をもらえて嬉しいね。
忠実に見たままを描く模写は、集中力と忍耐力が必要になります。
その頑張りの先にある達成感や満足感を味わって欲しいと思っています。