11月13日(土)は、素材・技法体験カテゴリーの課題に挑戦しました。
今回の課題で大切にして欲しい「みると」は…
「はさみを使ってみると」
「輪ゴムをねじってみると」
「油性マジックを使ってみると」
中高学年のお兄ちゃんがいなかったので、
実現できなかった「みると」は…
「ペンチを使って針金を曲げてみると」
こども造形教室みるとでは、同じ課題でも成長に応じて作業の範囲を工夫できるようにしています。
ゴム動力で飛ばす紙トンボ
今回は、竹とんぼの形をした紙でできた紙トンボを
ゴムの動力を使って飛ばしてみました。
「みんな~。今回はこれを作るよ~」と
みんなの前で、教室を飛ぶ紙トンボの様子を見せました。
教室内をぐる~っと回る紙トンボの様子をみて、
「わー。やりたーーーい!」という感じでスタート。
「この白い羽のままだと寂しくない?」って聞くと。
みんな「さみしい!!」ってことで
早速、羽に模様を描いてみました。
リボンやお花にハート。
四角で塗り分けてデザインしてどれも素敵な羽に。
はさみはみんな使えるかな?
手を怪我しないように気をつけてゆっくり切るんだよ。
線をはみ出さないように気をつけて切ってね。
ストローは、黒い点のところが目印だよ。
そんな細かな作業手順もしっかりと聞けていて本当に凄かったな~。
針金にビーズを2つ、羽を通して針金を曲げて…
ゴムを引っかけて、ストローに通してあげれば完成!!
完成した順番に、次々に教室内を飛び立つ紙トンボ。
この紙トンボは、作るときにも手を動かすけど、
飛ばして遊ぶ時にも手を思う存分使うため意外と疲れるおもちゃ。
「羽をぐるぐると100回、まわすと高く飛ぶよ~」
そんな声掛けから、もくもくと羽を回し続ける子供たち。
「疲れた~」
「回して~」
って言いながら飛ばす瞬間のわくわくも楽しめたかな?
11月から入会してくれたお友達もいて少し緊張するかな?と思ったけど、
「わ~。飛んだー。」
「あれ?」
「一緒に飛ばそう~」
そんな声を色んな所で聞けた今回の課題も盛り上がりました。
また、子供たちの声からもいろんな学びが伺えたゴム動力で飛ばす紙トンボ。
「ストローの中のゴムがねじれてるよ。」
「先生が使っている道具って何?」
「何で、2枚羽がいるのかな?」
「油性マジックってなんでとれないの?」
「刃物ってなに?」
今回の活動を通して、
見ているだけで自然と学ぶ観察と
遊ぶときにはしっかりと手や指を使うことの
2つを体験してもらえたかなと思います。
次回はどんな「みると」に出会えるかな?
ちょっと変わった絵画体験を次回はしたいな~
と計画中。
お楽しみに~